INTERVIEW REPORT

[パイプロイド活用事例]

採用活動ツールとしてパイプロイドを活用。

語り手:株式会社SKB 管理本部 総務部 課長 永吉様
総務部 総務課 中屋様
聞き手:㈱コト 高橋

東大阪のクリエイティブ集団 株式会社SKB(以下、SKBと呼ぶ)様
SKB様は、これまで400を超える発明を生み出してきたモノづくりのスペシャリスト。パイプロイドを採用活動に利用されているとお聞きして利用するにいたった経緯を伺いました。

社名:

株式会社SKB

所在地:

大阪本社 大阪府東大阪市御厨1-5-3

従業員数:

95名

資本金:

8000万円

事業内容:

機能金物 / 建築金物

URL:

http://www.skb-net.co.jp/

コト:
この度は貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。まずはSKB様のご紹介をお願いします。
 
SKB様:
SKBは、2020年には創業50周年を迎えるカナモノ主体の特殊機構と機能部品の設計・製造会社です。住宅設備・産業機器・鉄道車両・医療機器など多くの分野へ向けた機構部品の設計開発をしています。大手メーカーが解けない様な難題にチャレンジする案件が多い中、自社オリジナル商品の開発にも着手し、2015年には「戸当たり『トアトア』」でグッドデザイン賞を受賞。空間設計のプロでさえ顧みなかった「インテリアの異物」としての戸当たりは、今ではデザイナーが選びたくなる「インテリア」としての戸当たりにまで昇華させることに成功しました。
 

グッドデザイン賞2015受賞 戸当たり[トアトア]
 
kuuki
http://kuuki-design.com

コト:
パイプロイドに出会うまでの背景について少しお聞きしてもよいですか。
 
SKB様:
SKBは、建築物や構造物を対象とした機構部品の企画・開発をしておりますが、建築物や構造物の「デザイン」に対する知識と研究を深めるべきではないか、という声が社内から上がりました。そこで、デザイナーと共同でデザイン研究会を発足。バウハウス、ゼロエネルギーハウス、様々なデザインプロダクツを題材にした研究会が開催されました。その時の題材の一つとして「パイプロイド」が取り上げられたのが最初の出会いです。

コト:
パイプロイドを採用活動に利用するに至った経緯をお聞かせいただけますか。
 
SKB様:
研究会では、単に書面を読むだけではありません。建築物が題材になれば、その場まで実際に足を運び、目で見て触れて、五感を活かしてデザインに触れるのが研究会の特徴でした。パイプロイドが題材になった時も実際に製品を購入し、自分たちの手で組立てました。「創造は破壊と常に隣り合わせ。心してかかりなさい。」というメッセージ性を強く感じました。適度な緊張感と完成した時の達成感が心地いい。
会社やモノづくりを知ってもらうだけではなく、採用活動の中でも成長の機会を提供したいという思いがあり、モノづくりへの興味・きっかけづくりに最適ではないか?という声が上がったのがきっかけです。

デスクを陣取るシバとぱるち(ボウリングのピンバージョン)

コト:
パイプロイドを採用活動で利用した結果はいかがでした?
 
SKB様:
パイプロイドを採用活動ツールとして最初に導入したのが2012年になりますから、その後毎年利用させて頂いています。
会社説明ではリラックスした雰囲気の中でパイプロイドを作って頂くのですが、制作プロセスを見ることでどのような個性をお持ちなのかが見えることがあります。面接時の話題作りにも役立つこともあります。
SKBはモノづくりの会社ではありますが、理工学部といったエンジニアのみを採用募集しているわけではありません。文系・理系・デザイン系など幅広い分野から人材を採用していますので、手先の器用さだけでなく、素材と向き合う態度であったり、行動派か慎重派か、といった部分も垣間見えて、非常に面白いです。

コト:
ありがとうございました!最後に私から一言。
 
株式会社SKB様はモノづくりに対してまっすぐ、真摯に向き合う反面、広報隊長としてゆるふわオリジナルキャラ「ぱるち」を生み出すなど、アソビゴコロに溢れたとっても素敵な会社でした。このような素敵な会社の人事活動にパイプロイドが一役買っているということがとても有難く、うれしく思います。
ひょんなことからお会いできるご縁をいただき、刺激をいっぱい受けることができました。SKB様、この度は貴重なお時間ありがとうございました!
 
 
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